腰痛・肩こりとの付き合い方
- info329348
- 2024年9月19日
- 読了時間: 3分
「この世から腰痛、肩こりを無くしたい!」
ネットの世界を漂流していると、そんな感じの主張をされるタイプの整体師を時々見かけます
これが広告,宣伝ではなく、本気なのだとしたら・・
『熱心だけど、まだわかっていない。
そして、逆に悲劇的な結果になりかねない』

それが、そういう方達に対する 院長の感想だそうです 。
※悪意から始めたのに良い結果になると喜劇。善意から始めたのに悪い結果になると悲劇です。
考えてみてください。
腰をいっぱい使う作業をすれば、腰が疲れ筋肉痛になることもあるでしょう。
これは立派な腰痛です。
では、腰痛がイヤだから腰の痛みを麻痺させる処置をして
腰に負担をかける作業を継続したとしたら・・
どうでしょう?
無痛のまま 腰が完全に壊れるかもしれません。

肩だって同様です。
いっぱい負担をかけたところに疲れを感じる。
これは正常なからだの反応なのです。
反応を無くす(=感じなくする)と良い。
という発想は、
「建物の中から火災報知器を取り外したから、火事はもう起こらない」
と言ってるのと同じですね。
火災報知器が有ろうと無かろうと 火事は起こり得ますし
報知器が無かった or 作動しなかった場合、むしろ大惨事になる可能性が高くなります。

つまるところ 整体が問題にすべきは
不調の慢性化(自然治癒力の停滞)です。
疲労のシグナル、身体の救難信号 である肩こり・腰痛の撲滅ではありません。
神経的にバランスがとれていれば
肩こりや腰痛の出現は『休養を欲する身体からの一時的なシグナル』であり、尊重すべきことなのです
※この場合の最善策は適度なからだの休養と こころのリフレッシュです。自然治癒力が健全ならば、それこそ自然に回復します。
痛み等の不調は
それ自体が、悪いことなのではなく
大事なメッセージであることが多いと考えていただく。
と ご自身のからだに優しくなれます。
結果的には
この【不調との適度な共存関係を容認すること】が
不調の改善に役立ったりします。
なんとなく「そんなことも あるかもね」くらいに憶えておいていただければ幸いです

《まとめ》
整体の役割は
不調の
①出現頻度を少なくすること
②不調の強度を緩和させること
であり
不調のシグナルを感じさせない、先送りさせる心身を育成することではありません
氣琉整体 まぶ屋
ラグちゃん
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氣琉整体 まぶ屋 【脳 自律神経を整えるカイロプラクティック】
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